新米が出回り、夏の強い太陽の恵みがキレイな果実になり、色とりどりのりんごや柿やぶどうが店先を飾る。茸も出揃い、銀杏にむかご、芋類も充実。まさしく豊穣の秋! 忙しかった労働の後、収穫の一時を色々な形で感謝する・・・ そんな意味も込めて様々な祭りは行われるようになったのでしょう。
西洋も同じく、小麦を入れていつでもパンが作れるように、そして「豚肉」でソーセージやリエットなどを仕込む時にあたります。本来はこういう品々が長い冬の備えになったのでしょう。
今は欲しいものを新鮮な状態ですぐに買うことができる便利な時代です。しかし、この時期改めてたくさんの恵みとその作り手に感謝を込めて、乾杯! 夏の間に風干しした笹の葉に秋の恵みを包んで焼きましょう。 |