日本人が大好きな料理の代表的なものの一つが”豚カツ”。 「あの店が最高!」「この店が好き!」・・・話をはじめるとあるはあるは。 特徴のある衣や揚げ油だったり、肉はどこかの○○豚と、それぞれこだわりがある。
そもそも和食の国で、いつからこんなに豚肉料理が全国区のヒーローになったかというと、明治時代中頃にフランス料理のコートレット、イタリアのコトレッタ、ウィーンのウインナ−シュニッツェルなど海外の料理が入ってきたものが、今のように進化してきたようです。
パンを主食とする国では、だいたい目の細かいパン粉を使いますが、日本の豚カツは目の粗いものを使うのが主流で、揚げ油が天ぷら同様たっぷりなことも独特。 豚カツといえば生のキャベツの千切りはかかせませんが、他の国では決してない付け合せですし、我が国の誇るトンカツソースはイギリスのウスターシャーソースをヒントに作られた日本特有のソースです。 |