何かと人の出入りの多い季節がやってきました。 近年は１０月のハロウィーンも仲間が集うのにかっこうのイベントになってきました。 暑いといっては暑気払いで集まって飲み、食べ、笑い、いよいよ冷たい風が吹くと鍋でも囲んでという具合に、人が集まる口実はいくらでも・・・！。 これは思わぬ情報を耳にする良い機会でもあり、一緒に同じものを食べるからこその心なごませる最良の方法でもあるから止められません。 料理作りは本当に今の時代にとって必要だと強く感じる今日この頃。 苦痛になるくらい頑張られると、来る人にとっても気軽なものではなくなるし、メニュー作りは以外に難しいところでしょう。 固まりの豚肉は、そんな色々な問題をクリヤーしてくれる好材料。 今日はポンカンの皮を干したものも加えて煮ただけの一品を。 ポンカンの皮がない時は、八角などスパイスで代用して下さい。 とっても薄味に出来ていますが、香りで美味しく食べられます。 残ったら、タスに味噌をぬってはさんで食べるのもおすすめです。 地養豚レシピ│ポンカン煮豚 お手軽料理でとってもうす味 香りで頂く豚肉は如何？ 豚固まり肉　　　　６００ｇ 長ネギの葉　　　１本分 生姜　　　　　　　１片 水　　　　　 　 　　約１リットル ポンカンの皮　　 １/２個分 酒　　　　　 　　 　１と１/４カップ 醤油　　　　　　　１/４カップ みりん　　　　　　 少々 黒酢　　　　　　　 少々 1.鍋に肉がかぶる位の水（約１L）を入れ、長ネギの葉と生姜を加え、１０分茹で、アクをていねいに取り除く。 2. 1にポンカンの皮と酒、醤油を加え、１時間煮込む。 3.肉を取り出し、煮汁にみりんと黒酢を入れて沸騰させ、冷ます。 4. 3の煮汁に肉を戻し入れ、漬けておく。１日置いた方が味がなじむ。 ※ポンカンの皮は取り出して千切りにし、肉に添えて一緒にいただく ※煮汁にゴボウや里芋などを加えるのも美味しい。 谷島せい子 Profile 航空会社でのフライト勤務の後、映画会社の海外コーディネータ兼通訳として働く。 結婚後、有名プロよりフランス、中華料理の指導をうける。茶道教師であり、料理に堪能な母に最も味の影響を受け、レストランコーディネートの経験も経て、独自の家庭料理の教室を育児の傍らスタートさせる。この20年間をベースに南麻布にスタジオNOWを開設。 銀座TOTO Recipe館でも講師を務める。 現在、NHKをはじめとするテレビ、雑誌等でも主婦の視点から料理生活のアイディアを提案。 【出版書】 　『上手な包丁さばき』(金園社)・『ふだんの日のごちそう』(共署、文化出版局) 　『新保存食レシピ180』(主婦と生活社)・『元気をごっくん！モーニングジュース』(NHK出版) 　『ひとりぶんから作れる小さな献立』(文化出版局)・『ババちゃんのおやつ』(雄鶏社) 　『もっと豆腐が好きになる』(雄鶏社)『フレーバーソルト＆シュガー』(光の家協会』 　『からだがよろこぶ ジュースレシピ230』(主婦と生活社)など 　月刊『ランティエ』に「谷島せい子の食べごろ料理帖」連載中。 ※スタジオMOWホームページへ

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