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古い人間としては、何はともあれ節分―豆まきを過ぎると本当に新しい年に入れ替わると知らされてきました。
だからそれまでの寒い冬は、体の温まるような、少々こってりとした食事で寒さからガード。そして春には、冬の間何かとためこむことの多かった体から余分なものを排出する―そのためには、香りの春の野菜たち、フキノトウにフキ、セリなど山菜のようにちょっとエグ味のあるような、この季節ならではの食べものを摂るのがよいようです。
自然と足並みを揃えると、不思議にも体にも優しいということが科学的にも解ってきました。 まだまだ美味しい大根を使ったみぞれ鍋に春の香りを添えて、心と体に優しい食事に致しましょう。 |
| 地養豚レシピ│豚と春の香りのみぞれ鍋 冬が過ぎ春の節季とうつるこの時期は 春の香りの野菜を楽しむのは如何でしょう? |
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豚バラ肉しゃぶしゃぶ用 200g
大根 1/2本 せり 1束 こごみ 1パック (他、好みの山菜 適宜)
だし汁(かつお昆布) 1リットル [調味料] 酒 50cc 塩 小さじ1/2 醤油 小さじ1 みりん 大さじ1
[好みで]各適宜 ポン酢 七味唐辛子 柚子こしょう |
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| @大根は半分を適当な薄さのいちょう切りにし、半分をおろす。 A鍋にだし汁と調味料を入れて大根の薄切りを煮る。 B豚肉を入れ、しゃぶしゃぶの要領でさっと火を通して取り出しておく。 Cこごみを入れて火を通し、大根おろしを加えてひと煮立ちしたら火を止め、 せりを加え、豚肉を戻し入れる。
※好みで、ポン酢、七味唐辛子、柚子こしょう等を添えて。 ※大根おろしに火が通りすぎないように。
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| 谷島せい子 Profile 航空会社でのフライト勤務の後、映画会社の海外コーディネータ兼通訳として働く。 結婚後、有名プロよりフランス、中華料理の指導をうける。茶道教師であり、料理に堪能な母に最も味の影響を受け、レストランコーディネートの経験も経て、独自の家庭料理の教室を育児の傍らスタートさせる。この20年間をベースに南麻布にスタジオNOWを開設。 銀座TOTO Recipe館でも講師を務める。 現在、NHKをはじめとするテレビ、雑誌等でも主婦の視点から料理生活のアイディアを提案。 【出版書】 『上手な包丁さばき』(金園社)・『ふだんの日のごちそう』(共署、文化出版局) 『新保存食レシピ180』(主婦と生活社)・『元気をごっくん!モーニングジュース』(NHK出版) 『ひとりぶんから作れる小さな献立』(文化出版局)・『ババちゃんのおやつ』(雄鶏社) 『もっと豆腐が好きになる』(雄鶏社)『フレーバーソルト&シュガー』(家の光協会) 『からだがよろこぶ ジュースレシピ230』(主婦と生活社) 『缶詰でおいしいレシピ』(家の光協会) 『決定版!体を温めるしょうがレシピ』(アスペクト) 月刊『ランティエ』に「谷島せい子の食べごろ料理帖」連載中。 『女は60歳からが一番!』(講談社)
※スタジオMOWホームページへ |
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