本当に冷たい風が吹く毎日ですが、この時期は果実に根野菜に葉もの、時にはお肉も干すにはうってつけ、私の小さなベランダは大活躍の“干し場”と化し、緑色したメジロ達がみかんを探しにやってきます。毎年みかんを切っておくと、きれいに皮を残して食べていくのも風物詩。
毎年やっているのですが今年の干しもののニューフェースはモンキーバナナナ。うんと甘みが増し、生にはない太陽の香りが付きました。ぜひ、普通のバナナでもよいのでお試し下さい。そのまま食べても美味しいし、強火でバターソテーしてアイスクリームと合わせるなんていうのもあり。水分の飛んだ果実は冷凍するのにも向いていますよ。
干しバナナに市販の何色かの干しぶどうやカラント、松の実やくるみといったドライのものをはちみつとメープルシロップに漬けると、これは栄養満点のデザートソースになります。ヨーグルトやチーズ、豆腐などなど是非このソースをかけてみて下さい。カレーなんかにちょっと加えても味に深みが出ます。
今日は長く煮なくてはならない煮込み料理がすぐにできる、簡単肉包み焼きをご紹介しましょう。自家製干しものは、干しモンキーバナナと干しモロヘイヤを使います。モロヘイヤも今年のヒットの1つ。手でちょっと揉めばまるで青のりのように!これもスープなどに使うと便利ですよ。 |