今年の夏休みはいかがお過ごしでしたか? 人と会うと「暑いですね」が挨拶になり、時に赤信号で立ち止まると見知らぬ人とまで思わず「本当に暑いですね〜」。 暑いーーという言葉しかない日々。 戸を閉めてクーラーの部屋の中なのに、何もする気力がわかない。
ついつい明日に備えて早く寝ないとこの暑さに負けるかも・・・と頑張ってきた8月前半。一歩外に出ると頭がクラクラ、息苦しいような熱気に、つい居直りました。 もうこうなれば罪悪感もなく床に寝ころんで本でも読もう・・・。 仕事は最小限、シャワーを浴びて、それ以外はゴロゴロと寝ころんで読書三昧です。レジャーに出かける人の勇気は私にはありませんでした。
江戸時代の料理本やら落語やら小説にエッセイ・・・と手当たり次第。 普段色々なことに追われて出来ない贅沢な時間を思い切り過ごせた良い夏休みでした。 でも“秋”は待ち遠しいですね。
ともあれ、体を動かさずしてもお腹はちゃんと減る。さりとて何を食べたらよいのか。 買い物に行くにも、店が開く時間はもう暑さがすごいし、夕方だからといっても東京の道は温度が下がらない。 という訳で、作り置き得意な私のご紹介は、オイキムチの素。
これと豚肉さえあれば、ついでにマッコリなんてあれば、夏バテなんて絶対大丈夫。 これから秋に向かって夏の疲れが出てきます。 そんな時に地養豚と野菜のコラボです。
オイキムチに使う野菜―本当はきゅうりに挟む野菜達―をたっぷり切って、レシピ以外にニラ1/2束、せん切りの大根(レシピの3倍)、万能ねぎ1/2束、にんにくと生姜も多めに、早い話はナムルを作り置きます。 豚肉はかたまり肉を茹でたものをスライスしても、薄切り肉をソテーしても。 いずれも大葉やえごま、レタス等と一緒に。ピリ辛味噌をお好みで足して。 シャブシャブ肉(茹でる又はソテー)又は豚挽肉を炒めたものと一緒に丼にのせれば我家風ビビンバ。冷麺にのせるもよし。
野菜もたっぷり食べられるし、お肉に面倒な調味料もいらない、怠けたい日もそうでない日もおすすめの食べ方です。 |