久しぶりに友人達と焼売(シュウマイ)を作りました。 地養豚を塊で買ったきて、先ずザクザクと切り、さらに小口に切ります。 中華包丁があればよいのですが、中々普通の家庭にはないので、できれば重さのある包丁を両手に、二刀流でトン、トン、トントカトン・・・とリズムよくたたくように切ります。 時々肉の上下を返して、粒々が残るけれど、そこそこ粘りがでるように、指の先で感じられるまで頑張ります。(友人や家族と交代でするのが楽しいですよ。それに腱鞘炎にならずに済みます。)
包丁の重さを使って動かすのが大事で、力で制そうと思ってはいけません。 今日は旨みに干し貝柱を使いますが、するめ等で代用したり、あっさりがお好みなら、肉と同じように切ったエビやイカを加えても。 料理を作るのにワイワイガヤガヤ、ちょっと噂話しながら、どこかで食べた焼売も美味しかった等々おしゃべりしながら作るのは楽しいですね。
中国の元の時代には、小麦粉で練った生地に包んだものが食べられていたそうですから、古くからある料理だったのですね。 清の時代に焼売(シュウマイ)と呼ばれるようになりました。その頃はもっぱら羊の肉を詰めていたそうです。 「焼」とは火を加えたもの・・・という意味のようです。 何といっても香港の飲茶(ヤムチャ)として、世界中の人が虜になったのですが、詰めるものを色々変え、もち米のおこわのようなものを詰めたり、緑野菜たっぷり入れて翡翠焼売と言ったり・・・。
どうしても買ってきたものは塩分がしっかり入っていますし、一度ぜひ良いお肉でお家で作ってみて下さい。 形が少々よくないなんていうのも“旨み”の内です。
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