太陽がさんさんと降り注ぐ日々、新緑もまぶしい季節。 温暖化のせいでしょうか、東京の小さなマンションのベランダで、大きくもないレモンの木が10粒程実をつけます・・・という訳で、ポルトガルのアレンテージョ地方の素朴な料理を紹介しましょう。
アレンテージョは、イベリコ豚を育てていることでとても名高いところ、美味しい豚肉料理でも名高い地方です。 ラードの良し悪しがとても味に影響します。でも、中々ラードを使うことは日本では難しいですよね。なので、上質な豚のロース肉を使います。脂身も捨てずに使い、コクを出します。
ビタミンK、ビタミンE、空気に触れても酸化しにくい利点も多いので、摂り過ぎは注意ですが、上手に使いたいものの一つです。 アレンテージョの名物の一つ、豚肉とあさりの煮物ですが、山のものと海のものと一つの鍋にするというのがこの地方ならではの名物。旨みいっぱいのこの料理、ほとんど調味料はいらない程。 たっぷり作って、翌日はパスタにからめて、また、ごはんにのせてもおすすめです。
赤パプリカは生のものであればミキサーやおろし金を使って、パウダーのものもスパイス売り場で売っています。どちらでも! お好みでレモンを絞っても。 |