暑かった夏、私はすっかり韓国料理にはまっていました。 韓国料理というと、つい焼肉を想像するでしょう？ でも本当は野菜料理が美味しいのです。 韓国ではお肉を注文しても必ず数多くのキムチやナムルが無料でついてきます。おまけにおかわり自由！何でも野菜に巻いて食べるのです。 私がこの夏はまっていたのはヂョン・・・チヂミです。 このタレが我ながら美味しくてクセになります。 作り置いて、生野菜、茹で野菜、焼き野菜にかけると美味しいサラダになるし、急な来客には大皿にシソ、春菊、レタス、きゅうり、長ネギ（他にもほとんどの野菜が合います）を並べ、まるで手巻き寿司のように肉や魚、時には刺身を巻いて食べてもらいます。 火を使うことも少なく、夏を栄養万点に過ごせました。 月も美しい良い気候になって、さぁ　皆を呼んでお月見Partyをしてみてはいかがでしょう。 地養豚レシピ│茹で豚のボサム 野菜もお肉も一杯食べられるお勧めレシピ、タレがポイントですよ 茹で豚のボサム 豚のバラ肉(塊)・・・１kg <Ａ> にんにく・・・１ヶ 生姜　　・・・５０g 長ねぎ　・・・１本(青い部分) 玉ねぎ　・・・１/２ヶ 塩　　　・・・小さじ１と１/２ みりん　・・・大さじ３ ジョンのタレ (すべての材料をボールに入れてよく混ぜ合わせる) 醤油　　　・・・１/４cup 酢　　　　・・・大さじ２ 長ねぎのみじん切り ・・・大さじ１ おろしニンニク　・・・小さじ１/２ 唐辛子粉　　・・・大さじ１ 砂糖･ごま油･煎りゴマ　・・・各小さじ２ １.〈Ａ〉のにんにくは粒をほぐし、生姜は薄切り、長ネギはぶつ切り、玉ねぎはくし型に切る。 ２.鍋に豚バラ肉を入れて肉がかぶるくらいの水を注ぎ、〈Ａ〉の材料を合わせて強火にかける。 ３.沸騰したら中火にし、蓋をしてアクを取りながら３０〜４０分煮る。 　 竹串を刺して澄んだ肉汁が出てきたら豚肉を引き上げ、少し冷ましてから薄切りにする。 ４.好みの野菜と一緒にコチュジャン、又はジョンのタレをつけていただく。 谷島せい子 Profile 航空会社でのフライト勤務の後、映画会社の海外コーディネータ兼通訳として働く。 結婚後、有名プロよりフランス、中華料理の指導をうける。茶道教師であり、料理に堪能な母に最も味の影響を受け、レストランコーディネートの経験も経て、独自の家庭料理の教室を育児の傍らスタートさせる。この20年間をベースに南麻布にスタジオNOWを開設。 銀座TOTO Recipe館でも講師を務める。 現在、NHKをはじめとするテレビ、雑誌等でも主婦の視点から料理生活のアイディアを提案。 【出版書】 　『上手な包丁さばき』(金園社)・『ふだんの日のごちそう』(共署、文化出版局) 　『新保存食レシピ180』(主婦と生活社)・『元気をごっくん！モーニングジュース』(NHK出版) 　『ひとりぶんから作れる小さな献立』(文化出版局)・『ババちゃんのおやつ』(雄鶏社) 　『もっと豆腐が好きになる』(雄鶏社)『フレーバーソルト＆シュガー』(光の家協会』 　『からだがよろこぶ ジュースレシピ230』(主婦と生活社)など 　月刊『ランティエ』に「谷島せい子の食べごろ料理帖」連載中。 ※スタジオMOWホームページへ

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