地養豚.COM　-健人豚クラブ-

私は毎年８月を長野県で過ごします。
家の周りは熊笹におおわれ、松と白樺の木々の中で孫達も一緒にひたすらLOHASな暮らしです。

庭の草刈の時にキレイな熊笹を集めて、おにぎりを包んで遠出をしたり、焚き火で作った焼き芋や肉をのせる皿として使ったり、子供達に人気No.1は笹団子を作ること。そして食べること。

今年はこの熊笹でお茶を作ることにしました。
小さい子供って本当に水分をよく取るので、これは一石二鳥。ビタミン豊富な美しい緑水ができます。

夕飯には豚のロース肉を笹の葉で包んで焼いてみました。大人なら豆板醤を少し加えると良いですよ。途中で中をのぞくと香りの良いこと！！
今日の仕上げは笹茶を加えたお風呂にゆったりと入ります。

※LOHAS（ローハス or ロハス）とは、 Lifestyles of Health and　Sustainability の頭文字をとった略語で、「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルを指しています。

地養豚レシピ│豚ロース肉の笹の葉焼き
笹の葉三昧のメインディッシュに如何でしょうか？

豚ロース肉・・・３００ｇ　（＊スライス肉ではない方が良いです。）
〈Ａ〉
醤油・・・少々
生姜・・・少々
塩・コショウ・・・少々
長ネギのみじん切り・・・適宜
おろし生姜・・・適宜
笹の葉

豚ロース肉の笹の葉焼きの作り方
1.豚ロース肉を〈Ａ〉でマリネし、笹の葉で包む。
2.1を油をひかないフライパンに並べ、弱火で焼く。
3.５分位したら裏返してさらに５分焼く。

笹茶の作り方
1.水洗いした緑の笹の葉を、ひとつまみの塩を加えた熱湯で茹でる。
2.はさみで小口に切り、ザルに広げて干す。
3.水分が完全になくなったら保存ビン（袋）に入れて。
4.大さじ３強をヤカンに入れ、麦茶と同じように煮出す。

谷島せい子 Profile
航空会社でのフライト勤務の後、映画会社の海外コーディネータ兼通訳として働く。
結婚後、有名プロよりフランス、中華料理の指導をうける。茶道教師であり、料理に堪能な母に最も味の影響を受け、レストランコーディネートの経験も経て、独自の家庭料理の教室を育児の傍らスタートさせる。この20年間をベースに南麻布にスタジオNOWを開設。
銀座TOTO Recipe館でも講師を務める。
現在、NHKをはじめとするテレビ、雑誌等でも主婦の視点から料理生活のアイディアを提案。
【出版書】
　『上手な包丁さばき』(金園社)・『ふだんの日のごちそう』(共署、文化出版局)
　『新保存食レシピ180』(主婦と生活社)・『元気をごっくん！モーニングジュース』(NHK出版)
　『ひとりぶんから作れる小さな献立』(文化出版局)・『ババちゃんのおやつ』(雄鶏社)
　『もっと豆腐が好きになる』(雄鶏社)『フレーバーソルト＆シュガー』(光の家協会』
　『からだがよろこぶジュースレシピ230』(主婦と生活社)など
　月刊『ランティエ』に「谷島せい子の食べごろ料理帖」連載中。

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