暑い日々ですね。“我慢”と思うのに つい“暑い”と悲鳴を上げてしまう毎日。 でも、負けずに元気に過ごすには、ちゃんと食べて、良く寝て、いつものように体を動かしていないと、ついダラダラになってしまいそうと、自分を叱咤激励！ ここは手抜きだなんて思わず、市販品も上手に使いましょう。 ついついあっさりと、のど越しのよいソーメン類に走ってしまうけれど、色野菜を数種、肉や魚の動物性たんぱく質、良質の油やナッツ・・・、素材を沢山食べる工夫が必要です。 この頃の私、さすがに食欲が落ちてきて、冷たい汁をかけたり、冷たい氷水をかけたご飯（水飯）を食べていますが、そんな時のおかずは、炒めた豚肉、味噌や佃煮、色々な漬けもの等を、ちょっと良いお皿にちびちびと盛り合わせます。 ベランダの緑の葉をあしらえば、働かずしてごちそうに見えるのが良いんです。 こうなると暑さの中の知恵比べのようなもので、いかに食欲をかきたてる演出ができるか・・・まだまだ先は長いので頑張って頭のトレーニングを致しましょう。 地養豚レシピ│豚ビビンバ 暑さに負けない体力はまずは食事から 市販のものも使って上手に夏を乗り切りましょう。 豚スライス肉　　　　　　６０ｇ　 ゴマ油　　　　　　　　　少々 焼き肉のタレ　　　　　　小さじ１ ごはん　　　　　　　　　茶碗１杯半 ゴマ油　　　　　　　　　小さじ１ 市販のナムル　　　　　　適量（又はレタスや水菜等、サラダ菜類） 市販の温泉卵　　　　　　１個　　　　　 キムチ　　　　　　　　　適量 コチュジャン　　　　　　少々 1.フライパンにゴマ油を熱してごはんを入れ、中火で動かさずに程良く焦げ目をつける。 2.ごはんを取り出したフライパンにゴマ油を熱し、食べ易く切った豚肉を炒める。火が通ったら焼き肉のタレを加えてからめる。 3.皿にナムル等野菜を敷き、中央にごはんを盛り、上に肉をのせる。お好みで温泉卵、キムチ、コチュジャンをのせ、混ぜて食べる。 谷島せい子 Profile 航空会社でのフライト勤務の後、映画会社の海外コーディネータ兼通訳として働く。 結婚後、有名プロよりフランス、中華料理の指導をうける。茶道教師であり、料理に堪能な母に最も味の影響を受け、レストランコーディネートの経験も経て、独自の家庭料理の教室を育児の傍らスタートさせる。この20年間をベースに南麻布にスタジオNOWを開設。 銀座TOTO Recipe館でも講師を務める。 現在、NHKをはじめとするテレビ、雑誌等でも主婦の視点から料理生活のアイディアを提案。 【出版書】 　『上手な包丁さばき』(金園社)・『ふだんの日のごちそう』(共署、文化出版局) 　『新保存食レシピ180』(主婦と生活社)・『元気をごっくん！モーニングジュース』(NHK出版) 　『ひとりぶんから作れる小さな献立』(文化出版局)・『ババちゃんのおやつ』(雄鶏社) 　『もっと豆腐が好きになる』(雄鶏社)『フレーバーソルト＆シュガー』(家の光協会） 　『からだがよろこぶ ジュースレシピ230』(主婦と生活社) 　『缶詰でおいしいレシピ』（家の光協会） 　『決定版！体を温めるしょうがレシピ』（アスペクト） 　月刊『ランティエ』に「谷島せい子の食べごろ料理帖」連載中。 ※スタジオMOWホームページへ

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